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「詰まる」リスクとマッサージの注意事項

【詰まり】に関連した内容についてマッサージ(もみほぐし)との関連についても解説しておきたいと思います。
【リンパ】の時に触れた内容も重複していますが、マッサージ(もみほぐし)と密接な関係があるためこちらでも掲載しています。

マッサージ(もみほぐし)とは:「体内の物質を移動させる行為」である

​マッサージ(もみほぐし)は単なるリラクゼーションではありません。体内の血液やリンパという「液体」や、時には「異物」を物理的に移動させる行為です。

仕組みを正しく理解せずに行うと、逆効果になるばかりか、命に関わるリスクを招くこともあります。血管とリンパ、それぞれの特性に合わせた注意点を解説します。

​第1部:血管(静脈)のリスクと血栓への厳重警戒

​静脈のトラブルは、命に直結する危険を秘めています。特に「詰まり」と「逆流」には細心の注意が必要です。

​1. 【最重要】血栓を「飛ばして」しまうリスク

​体内に「血栓(血の塊)」がある場合、マッサージの圧力がその塊を剥がし、血流に乗せてしまう危険があります。

  • 肺塞栓症(はいそくせんしょう)への発展: 剥がれた血栓は静脈を通って心臓へ行き、最終的に肺の血管に詰まります。これは「エコノミークラス症候群」と同じ状態で、呼吸困難やショック状態を引き起こす命に関わる事故です。
  • 特に注意すべきサイン(すぐに医療機関へ):
    • ​片方の足だけがパンパンに腫れている。
    • ​足に急な痛みや熱感がある。
    • ​じっとしていても足が痛む。

​2. 静脈瘤への直接的な刺激を避ける

​静脈瘤は「血管の弁」が壊れ、血液が溜まって血管が薄くなっている状態です。

  • 血管の損傷と内出血: 瘤(こぶ)の部分は皮膚のすぐ下で血管が引き伸ばされています。強い指圧やマッサージガンの振動は、血管の破裂や「血栓性静脈炎」という激しい炎症を誘発します。
  • 逆流を助長しない方向:
    • NG: 体の中心から末端へ(上から下へ)流す。
    • OK: 足先から心臓へ(下から上へ)優しくなでる。

​3. 安全に受けるための「4つの鉄則」

  1. 「痛気持ちいい」を求めない: 皮膚をさする程度の優しい力加減に留める。
  2. セラピストに必ず申告する: 「静脈瘤がある」「血管が浮き出ている」ことを事前に伝える。
  3. 炎症がある時は中止: 皮膚の赤みや熱感は「詰まり」や「炎症」のサインです。
  4. マッサージ機に頼りすぎない: エアーマッサージ機などは圧が強すぎる場合があるため、使用前に医師に相談するのが理想的です。

​第2部:リンパの「詰まり」を解消する正しい仕組み

​リンパ系は「体の下水管」の役割を担っています。血液とは根本的に性質が異なるため、独自のアプローチが必要です。

​1. リンパが「詰まる」3つの原因

​リンパには心臓のようなポンプがないため、以下の理由で簡単に滞ります。

  • 筋肉の不動: 運動不足や長時間同じ姿勢では、筋肉のポンプが働かず停滞します。
  • 「ゴミ」の過剰: 老廃物が増えすぎると、フィルターである「リンパ節」が目詰まりを起こします。
  • 物理的な圧迫: きつい下着や脂肪が、細いリンパ管を外側から押しつぶします。

2. 詰まりやすい「6大リンパ節」

​リンパ管には、所々に”「リンパ節」という節(ふし)があります。ここは老廃物をろ過するフィルターの役割をしていますが、同時にゴミが溜まりやすい「渋滞ポイント」“でもあります。

箇所

名称

詰まった時の主な症状

鎖骨(さこつ)

鎖骨下リンパ節

最も重要。 全身のリンパの最終出口。ここが詰まると全身がむくむ。

脇の下

腋窩(えきか)リンパ節

二の腕のたるみ、肩こり、手指のむくみ。

足の付け根

鼠径(そけい)リンパ節

下半身全体のむくみ、冷え、生理痛の悪化。

ひざ裏

膝窩(しっか)リンパ節

ふくらはぎのむくみ、足のだるさ、冷え。

首の付け根

頸部(けいぶ)リンパ節

顔のむくみ、二重あご、頭痛、肩こり。

お腹

腸リンパ本幹

便秘、お腹の張り、代謝の低下。

3. リンパマッサージの注意点

  • 「出口」から開けないと意味がない: リンパは最終的に「左の鎖骨下」で静脈に合流します。足だけを揉んでも出口が閉まっていては流れません。必ず鎖骨周りからほぐし、出口の「蓋」を開けてから中心へ流します。
  • 強く揉みすぎない: リンパ管は非常に細く繊細です。強い力は管を潰し、修復のためにさらに流れを悪くします。皮膚の表面を動かすような「なでる」圧力が理想です。
  • 炎症・発熱時は絶対にNG: リンパ節の腫れや痛みは、ウイルスと戦っているサイン(リンパ節炎)です。マッサージはバイ菌を全身に広げる恐れがあります。

​結論:セルフケアの代替案と心得

​もし「足がだるい、むくむ」という理由でケアを考えているなら、以下の方法が低リスクで効果的です。

  1. 足首運動: 足首を上下に動かすだけで、ふくらはぎのポンプが自然に血液を戻します。
  2. 医療用弾性ストッキング: 外側から適切な圧をかけ、血管の広がりと血液の淀みを防ぎます。
  3. 最後に:見極めが重要です

    リンパマッサージは「優しく下水をお掃除する」イメージで行ってください。しかし、”「片足だけが異常に腫れている」などの場合は、リンパではなく「静脈の血栓」”の可能性が高くなります。その場合はマッサージは厳禁です。

    外からは見えない血管の「詰まり」や「逆流」が疑われる時は、揉んで解決しようとせず、まずは専門医(血管外科など)に相談してください。

リンパとマッサージの関係について、分かりやすく解説している動画をピックアップしました。

​教科書をわかりやすく!「リンパって何?」〜リンパマッサージで浮腫が取れる理由を解説!〜

​この動画は、医療系の知識を専門とするチャンネルによるもので、「そもそもリンパとは何か?」という基礎知識から、なぜマッサージをすることでむくみが解消されるのかというメカニズムを、図解を用いて非常に丁寧に解説しています。初心者の方や理論からしっかり理解したい方に最適です。

  • チャンネル名: メンズNs【分かりやすい医学解説チャンネル】
  • 動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=nhIzv-mwNTM
  • ポイント: * リンパの役割(免疫と排泄)が詳しくわかります。
    • ​リンパマッサージがなぜ「むくみ」に効くのか、医学的視点で解説されています。

当店「ほぐしラウンジ ナチュらく」では、施術歴12年の経験から各技法の良いところを組み合わせた独自の手技を研究し習得。さらには各技法をより効果的に発揮できる揉み方を研究・開発。基本の施術だけでなく、これらを総合的に取り入れた施術をする事でエリアトップクラスの高いレベルの施術の提供を行っています。この研究・開発した施術の中には筋膜マッサージ(筋膜リリース)やオイルリンパ(リンパドレナージュ)など、多数の理論・技術を取り入れた施術も含まれています。

具体的には、筋肉に対して押す・揉む・伸ばすなどマッサージ(もみほぐし)的技術だけでなく、筋膜マッサージ(筋膜リリース)や整体の技術を取り入れたほぐしの施術やリンパを流したり整える施術など大体10種類くらい(?)の多彩な技術もみほぐしコースとして普通に取り入れた施術をお客様の状態や希望により組み合わせた施術を提供しています。その他にもリフレクソロジーやハンドリフレなど、もみほぐしとは別の専用施術なども取り入れています。

メニューやコースなどの詳細は施術メニューでご確認いただけます。
利用者様の利用目的や希望を聞きながら、必要な施術(時間や内容)をご提案(ご相談)していますので気軽にご利用してみてください。

また、このコラムのように健康や健康管理に関連した話など、状態や状況などから関連した事や施術していく中で気づいた事などに基づいて、より健康的な生活習慣に繋がるような話やオススメな事などもお話させていただいております。お身体のメンテナンスやケアだけでなく、こういった雑学など含め癒しの時間としてご活用いただけると嬉しい限りです。

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