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機能低下を防ぐための健康習慣(生活習慣)

年齢を重ねるにつれて、身体のさまざまな機能が低下していくのは自然なことです。
しかし、日々の健康習慣を意識的に取り入れることでその進行を遅らせ、活動的で質の高い生活、つまり「健康寿命」を延ばすことができます。
ここでは、特に重要な健康習慣やマッサージ(もみほぐし)がもたらす効果など、解説していきます。

1. 身体活動・運動習慣の確立

筋力、骨密度、平衡機能、心肺機能、認知機能の維持・向上に最も重要です。

  • 有酸素運動: ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなど。週に150分以上の中程度の強度(少し息が上がる程度)を目指しましょう。心肺機能の向上、生活習慣病の予防、認知機能の維持に効果的です。
  • 筋力トレーニング: スクワット、腕立て伏せ、ダンベル体操、レジスタンスバンドを使った運動など。週に2~3回、全身の大きな筋肉を意識して行いましょう。サルコペニアの予防・改善骨密度の維持転倒予防に直結します。
  • バランス運動: 片足立ち、かかと歩き、つま先立ち、太極拳、ヨガなど。毎日少しずつでも良いので取り入れましょう。平衡感覚を養い転倒リスクを低減します。
  • 柔軟運動(ストレッチ): 入浴後など体が温まっている時に、全身のストレッチを行いましょう。関節の可動域を広げ柔軟性を保ち、怪我の予防になります。
  • 日常生活での工夫: エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使う、一駅分歩く、家事をこまめに行うなど、活動量を増やす工夫をしましょう。

2. バランスの取れた食事

骨密度、筋肉量、免疫機能、内臓機能の維持に不可欠です。

  • タンパク質の十分な摂取: 筋肉量の維持・増加のために、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などを毎食積極的に取り入れましょう。特に高齢者は若年者よりも多くのタンパク質が必要とされています
  • カルシウムとビタミンDの摂取: 骨粗鬆症予防に不可欠です。牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚、緑黄色野菜などからカルシウムを、きのこ類や鮭などからビタミンDを摂取しましょう。日光浴もビタミンD生成に有効です。
  • 野菜・果物の積極的摂取: ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、免疫機能の維持生活習慣病の予防に役立ちます。多様な色の野菜を摂ることを心がけましょう。
  • 水分補給: 脱水は全身の機能低下に繋がります。こまめに水分を摂ることを意識しましょう。特に高齢者は喉の渇きを感じにくいことがあるため注意が必要です

3. 十分な睡眠

心身の疲労回復、免疫機能、認知機能の維持に不可欠です。

  • 規則正しい睡眠時間: 毎日決まった時間に寝起きすることで、体内時計が整いやすくなります。
  • 質の良い睡眠の確保: 寝室環境を整える(温度、湿度、光、音)、寝る前のカフェインやアルコール摂取を控える、寝る前のスマートフォンやパソコンの使用を避けるなどが挙げられます。
  • 日中の適度な運動: 適度な疲労感は質の良い睡眠に繋がります。

4. 脳の活性化(知的活動・社会参加)

認知機能の維持・向上に重要です。

  • 新しいことへの挑戦: 趣味を始める(楽器、語学、絵画など)、旅行に行く、ボランティア活動に参加するなど。
  • 学習習慣: 新聞や本を読む、ニュースを見る、パズルや脳トレに取り組むなど。
  • コミュニケーション: 友人や家族との会話、地域活動への参加など。社会とのつながりを持つことは、精神的な健康だけでなく、認知機能の維持にも良い影響を与えます。孤立を防ぎましょう

5. 定期的な健康チェックと早期発見・早期治療

機能低下の進行を遅らせ、重症化を防ぎます。

  • 定期健康診断: 毎年、自治体や職場の健康診断を受けましょう。生活習慣病の早期発見・治療に繋がります。
  • 眼科・耳鼻科の定期受診: 老眼や白内障、緑内障難聴などは早期発見・治療が重要です。視力・聴力検査を定期的に受けましょう。
  • 歯科検診: 咀嚼機能の維持は、全身の健康、特に栄養状態の維持に直結します。定期的な歯科検診と適切な口腔ケアを心がけましょう。
  • 骨密度検査: 特に女性は、閉経後など定期的に骨密度検査を受け、骨粗鬆症の早期発見・治療に努めましょう。

6. ストレスマネジメントと心の健康

心身の健康は密接に関わっています。

  • リラックスする時間を持つ: 趣味に没頭する、瞑想、深呼吸、アロマテラピーなど、自分に合った方法でストレスを解消しましょう。
  • ポジティブな思考: 物事を前向きに捉える習慣は、心の健康を保ち、免疫力向上にも繋がると言われています。
  • 悩みを抱え込まない: 信頼できる人に相談する、専門家のサポートを受けるなど、一人で抱え込まずに助けを求めることも大切です。

7. マッサージ(もみほぐし)による効果

マッサージは、上記に挙げた健康習慣をサポートし、心身の機能維持に貢献します。

  • 血行促進: マッサージによって血流が促進され、全身に酸素や栄養が行き渡りやすくなります。これにより、疲労回が早まり、筋肉の硬直が緩和されます。
  • 筋肉の柔軟性向上と関節機能の維持: 凝り固まった筋肉をほぐすことで、筋肉の柔軟性が向上し、関節の動きがスムーズになります。これにより、運動時のパフォーマンス向上や、関節痛の緩和転倒リスクの低減に繋がります。
  • リラクゼーション効果とストレス軽減: マッサージは心地よい刺激を通じて、心身のリラックスを促します。自律神経のバランスを整えストレスホルモンの分泌を抑制するため、精神的な安定にも寄与します。これは質の良い睡眠にも繋がり、免疫機能の向上にも良い影響を与えます。
  • 痛みの緩和: 肩こりや腰痛など、加齢に伴う慢性的な痛みの緩和に役立ちます。痛みが軽減することで、身体を動かす意欲が高まり、活動的な生活を維持しやすくなります。
  • 内臓機能への間接的な影響: リラックス効果や血行促進により、胃腸の働きが活発になるなど、内臓機能にも間接的に良い影響を与えることがあります。

8. 環境整備と転倒予防

平衡機能の低下や骨密度低下による骨折リスクを減らします。

  • 家の中の安全対策: 段差をなくす、手すりを設置する、滑りやすい床にはマットを敷く、照明を明るくする、散らかったものを片付けるなど。
  • 履物の見直し: 屋内・屋外ともに、滑りにくく、足にフィットする靴を選びましょう。

これらの健康習慣を複合的に実践することで、年齢による機能低下を可能な限り遅らせ、活動的で充実した生活を送る「健康寿命」を延ばすことに繋がります。マッサージは、これらの習慣をサポートする良い手段の一つとなるでしょう。大切なのは、完璧を目指すよりも、できることから少しずつ始めて、継続することです。

当店「ほぐしラウンジ ナチュらく」では、施術歴12年の経験から各技法の良いところを組み合わせた独自の手技を研究し習得。さらには各技法をより効果的に発揮できる揉み方を研究・開発。基本の施術だけでなく、これらを総合的に取り入れた施術をする事でエリアトップクラスの高いレベルの施術の提供を行っています。この研究・開発した施術の中には筋膜マッサージ(筋膜リリース)やオイルリンパ(リンパドレナージュ)など、多数の理論・技術を取り入れた施術も含まれています。
また、このコラムのように健康や健康管理に関連した話など、状態や状況などから関連した事や施術していく中で気づいた事などに基づいて、より健康的な生活習慣に繋がるような話やオススメな事などもお話させていただいております。お身体のメンテナンスやケアだけでなく、こういった雑学など含め癒しの時間としてご活用いただけると嬉しい限りです。

気軽にご利用してみてください。お待ちしております。

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