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【静脈瘤】は【血管の詰まり】とは違う?

今回は年齢と共に見かける事が多くなる【静脈瘤】について解説したいと思います。
結論から申し上げますと、「静脈瘤」の直接の原因は血管が詰まることではありません
しかし、「詰まり(血栓)が原因で静脈瘤になる」ケースや、逆に「静脈瘤が原因で血栓ができやすくなる」という密接な関連性があります。
少し複雑ですので、整理して解説します。

​1. 静脈瘤の主な原因は「詰まり」ではなく「逆流」

​一般的な「下肢静脈瘤」の直接的なメカニズムは、詰まりではなく「弁(べん)の故障」です。

  • 正常な状態: 足の静脈には、重力に逆らって血液を心臓へ戻すための逆流防止弁」がついています。
  • 静脈瘤の状態: この弁が壊れて閉まらなくなると、血液が足の方へ逆流して溜まります。その重みと圧力で血管が膨らみ、コブ(瘤)になります。

​2. 「詰まり」と「静脈瘤」の切っても切れない関係

​直接の原因ではないものの、以下の2つのパターンで両者は深く関わっています。

​① 「詰まった後」に静脈瘤ができるケース(二次性静脈瘤)

​足の深いところにある太い静脈(深部静脈)が血栓で詰まると、血液は行き場を失い、表面の細い静脈を無理やり通ろうとします。すると、表面の血管に過度な負担がかかり、静脈瘤が発生することがあります。

​② 「静脈瘤があるから」詰まりやすくなるケース

​静脈瘤の中では血液がスムーズに流れず、プールのように”「淀み(よどみ)」”ができています。

  • 血液は流れていないと固まりやすい性質があるため、静脈瘤の中で血の塊(血栓)ができることがあります。
  • ​これが原因で血管が炎症を起こすのが「血栓性静脈炎」です。

​3. 要注意!似て非なる「足の血管が詰まる病気」

​「足の血管トラブル」という意味でよく混同されるのが、“閉塞性動脈硬化症(ASO)”です。こちらは文字通り「血管(動脈)の詰まり」が原因です。

特徴

下肢静脈瘤(逆流)

閉塞性動脈硬化症(詰まり)

場所

静脈(心臓に戻る血)

動脈(心臓から行く血)

主な症状

血管が浮き出る、だるい

歩くと足が痛くなる、冷える

緊急性

徐々に進行する(良性)

放置すると壊死の危険がある

おすすめの解説動画

  • 【下肢静脈瘤】症状・原因・治療についてわかりやすく解説
    • チャンネル: HokutoHospital
    • 内容: 心臓血管外科の医師が、静脈瘤の種類やなりやすい人、治療方法まで網羅的に解説しています。
    • URL: http://www.youtube.com/watch?v=jYX2S-OVWJY
  • 【専門医が解説】その足のむくみ・コブ・つり 下肢静脈瘤かも
    • チャンネル: みんなの健康塾ちゃんねる
    • 内容: 足のむくみや「こむら返り」などの症状が気になる方向けの解説動画です。
    • URL: http://www.youtube.com/watch?v=msK_r3SgJyc
  • 下肢静脈瘤の基本を解説
  • 治療法「血管内焼灼術」の解説(ショート動画)
    • チャンネル: 病気事典
    • 内容: 実際に行われる最新の治療法について、現役医師がポイントを絞って解説しています。
    • URL: http://www.youtube.com/watch?v=4rOb1GHQwzM

静脈瘤(特に下肢静脈瘤)は、命に直結することは稀ですが、放置すると徐々に進行し、日常生活や皮膚の健康に深刻な悪影響を及ぼすことがあります。
主な健康被害は、大きく分けて「自覚症状による生活の質の低下」と「重症化した際の皮膚トラブル」の2段階があります。

​1. 日常生活への悪影響(QOLの低下)

​初期から中期にかけて現れる症状で、日々の活力を削ぎます。

  • 足の重だるさ・疲れやすさ: 夕方になると足がパンパンに張り、歩くのが辛くなります。
  • むくみと痛み: 血液のうっ滞(たまり)により、慢性的なむくみや鈍痛が生じます。
  • こむら返り: 就寝中などに足が激しくつり、睡眠の質が低下します。

​2. 重症化による皮膚の健康被害(合併症)

​放置して血液の循環不良(うっ滞)が長期間続くと、皮膚そのものが破壊されていきます。

  • うっ滞性皮膚炎: 足の皮膚が赤く腫れたり、強いかゆみや湿疹が出たりします。
  • 色素沈着と硬化: 足首の周りが茶褐色(黒ずんだ状態)に変色し、皮膚や皮下脂肪がカチカチに硬くなります(皮膚脂肪硬化症)。
  • 皮膚潰瘍(かいよう): 皮膚がボロボロになり、穴が開いたような傷ができる状態です。非常に治りにくく、激しい痛みを伴います。
  • 血栓性静脈炎: 瘤の中で血液が固まり(血栓)、炎症を起こして赤く腫れ上がり、強い痛みが生じます。

​3. まれに起こる重大なリスク

  • 深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群): 表面の静脈瘤だけでなく、足の奥の深い血管に血栓ができることがあります。これが肺に飛ぶと「肺塞栓症」という命に関わる事態を招く可能性があります。
  • 突然の出血: 瘤の部分の皮膚が薄くなっているため、少しぶつけただけで大量に出血することがあります。
  • [ポイント]

    静脈瘤は「自然に治ることはない」病気です。血管がボコボコ浮き出ていたり、皮膚の色が変わってきたりした場合は、早めに専門医(血管外科など)を受診することをお勧めします。

まとめ

静脈瘤そのものは「血管がパンパンに膨らんでいる状態」であって、その時点では「詰まっている」わけではありません。しかし、「血の流れが悪い(淀んでいる)」という点では、将来的に血栓を作るリスクを抱えている状態と言えます。

​もし「血管がボコボコしている」だけでなく、「足の一部が急に赤く腫れて痛む」といった症状がある場合は、内部で血栓が起きている(詰まっている)可能性もあります。場合によっては思いもよらない健康トラブルを引き起こす事があります。「ポイント」でも挙げているように「自然に治る事はない」病気です。深刻な健康被害が出る前に医療機関に相談した方が良いですね。

当店「ほぐしラウンジ ナチュらく」では、施術歴12年の経験から各技法の良いところを組み合わせた独自の手技を研究し習得。さらには各技法をより効果的に発揮できる揉み方を研究・開発。基本の施術だけでなく、これらを総合的に取り入れた施術をする事でエリアトップクラスの高いレベルの施術の提供を行っています。この研究・開発した施術の中には筋膜マッサージ(筋膜リリース)やオイルリンパ(リンパドレナージュ)など、多数の理論・技術を取り入れた施術も含まれています。

具体的には、筋肉に対して押す・揉む・伸ばすなどマッサージ(もみほぐし)的技術だけでなく、筋膜マッサージ(筋膜リリース)や整体の技術を取り入れたほぐしの施術やリンパを流したり整える施術など大体10種類くらい(?)の多彩な技術もみほぐしコースとして普通に取り入れた施術をお客様の状態や希望により組み合わせた施術を提供しています。その他にもリフレクソロジーやハンドリフレなど、もみほぐしとは別の専用施術なども取り入れています。

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