
年齢による機能低下 ランキングトップ10
年齢による機能低下は多岐にわたり、個人差も大きいですが、
年齢による機能低下 ランキングトップ10
第1位:認知機能の低下(特に記憶力)
- 解説: 加齢に伴い、新しいことを記憶したり、
思い出したりする能力が低下しやすくなります。特に短期記憶や、 新しい情報の学習能力は比較的早く影響を受ける傾向があります。 また、処理速度が遅くなるため、 瞬時の判断や反応が苦手になることがあります。 語彙や言葉遣いなどの言語能力は比較的遅れて低下し始めます。 認知症は、この認知機能の低下が著しく、 日常生活に支障をきたす状態を指します。
第2位:筋力・筋肉量の低下(サルコペニア)
- 解説: 加齢に伴い、
筋肉量や筋力が減少する現象をサルコペニアと呼びます。 特に重力に抵抗して働く抗重力筋(大腿四頭筋、殿筋群、 腓腹筋など)に強く起こりやすいとされます。これにより、 歩行速度の低下、疲れやすさ、 転倒リスクの増加などに繋がります。安静臥床の状態が続くと、 筋力低下は急速に進行します。
第3位:骨密度の低下(骨粗鬆症)
- 解説: 骨の新陳代謝のバランスが崩れ、
骨量が減少して骨がもろくなる状態です。 特に女性に多く見られます。骨密度が低下すると、 転倒などわずかな衝撃でも骨折しやすくなり、 寝たきりの原因となることがあります。
第4位:平衡機能の低下・転倒リスクの増加
- 解説: 筋力低下、視覚・聴覚などの感覚機能の低下、神経系の変化、
反応速度の低下などが複合的に影響し、 バランスを崩しやすくなります。転倒は骨折や頭部外傷に繋がり、 QOL(生活の質)を著しく低下させる要因となります。
第5位:関節機能の低下(変形性関節症、関節拘縮など)
- 解説: 関節の軟骨がすり減ったり、炎症を起こしたりすることで、
痛みや可動域の制限が生じます。特に膝や股関節、 腰などに多く見られます。関節の柔軟性が低下し、日常生活動作( ADL)に支障をきたすことがあります。
第6位:視覚機能の低下(老眼、白内障、緑内障など)
- 解説: 水晶体の調節機能が衰える老眼は、多くの人が経験します。また、
白内障(水晶体が濁る)、緑内障(視神経が障害される) なども加齢とともに増加します。これらにより、視力の低下、 視野の狭窄、かすみ目などが生じ、 安全な移動や日常生活に影響を及ぼします。
第7位:聴覚機能の低下(老人性難聴)
- 解説: 特に高い音が聞き取りにくくなる高音域の難聴が特徴です。
会話が聞き取りにくくなることで、 コミュニケーションの機会が減り、社会参加が億劫になるなど、 心理的な影響も大きくなります。
第8位:内臓機能の低下(特に腎機能、肝機能、心肺機能)
- 解説:
- 腎機能・肝機能: 薬物の代謝や排泄に関わる臓器であり、
これらの機能が低下すると薬が体内に蓄積されやすくなり、 副作用のリスクが高まります。 - 心肺機能: 心臓や肺の機能が低下すると、運動耐容能が低下し、
少しの活動でも息切れしやすくなります。 感染症などにかかった場合、重症化しやすい傾向があります。
- 腎機能・肝機能: 薬物の代謝や排泄に関わる臓器であり、
第9位:免疫機能の低下
- 解説: 加齢とともに免疫細胞の働きが低下し、
病原菌やウイルスへの抵抗力が弱まります。これにより、感染症( 肺炎、インフルエンザなど)にかかりやすくなり、 また重症化しやすくなります。
第10位:味覚・嗅覚の低下
- 解説: 舌にある味蕾の感受性が鈍くなったり、
鼻粘膜の変化により嗅覚が減退したりします。 特に塩味や甘味の感受性が低下しやすいため、 濃い味付けを好むようになり、 高血圧などの生活習慣病のリスクを高める可能性もあります。 食欲不振や栄養状態の悪化にも繋がりかねません。
これらの機能低下は、単独で起こるだけでなく、
当店「ほぐしラウンジ ナチュらく」では、施術歴12年の経験から各技法の良いところを組み合わせた独自の手技を研究し習得。さらには各技法をより効果的に発揮できる揉み方を研究・開発。基本の施術だけでなく、これらを総合的に取り入れた施術をする事でエリアトップクラスの高いレベルの施術の提供を行っています。この研究・開発した施術の中には筋膜マッサージ(筋膜リリース)やオイルリンパ(リンパドレナージュ)など、多数の理論・技術を取り入れた施術も含まれています。
また、このコラムのように健康や健康管理に関連した話など、状態や状況などから関連した事や施術していく中で気づいた事などに基づいて、より健康的な生活習慣に繋がるような話やオススメな事などもお話させていただいております。お身体のメンテナンスやケアだけでなく、こういった雑学など含め癒しの時間としてご活用いただけると嬉しい限りです。
気軽にご利用してみてください。お待ちしております。