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自律神経を整える効果的な食べ物

自律神経のバランスを整えるために効果的な食べ物について解説します。
特定の食品だけを摂るのではなく、全体的な食生活を見直すことが大切です。
これらを意識して日々の食生活の中で積極的に摂取するとより良い効果が期待出来ます。

自律神経を整える食生活の基本

自律神経のバランスを保つためには、腸内環境の改善、ストレス軽減、精神の安定、十分なエネルギー供給が重要です。これらをサポートする栄養素を意識して摂ることが、効果的な食生活につながります。

基本は、「まごわやさしい」を意識した、バランスの取れた和食中心の食事です。

  • : 豆類(豆腐、納豆、味噌など)
  • : ごま(ナッツ類も含む)
  • : わかめ(海藻類)
  • : 野菜
  • : 魚
  • : しいたけ(きのこ類)
  • : いも類

これらに加えて、以下の栄養素や食品群を意識して摂りましょう。

自律神経に効果的な栄養素と食べ物

  1. トリプトファンとビタミンB群(セロトニン・メラトニン生成)
    • 重要性: 精神の安定に深く関わる神経伝達物質「セロトニン」の材料となるのが必須アミノ酸のトリプトファンです。セロトニンは、睡眠ホルモンである「メラトニン」の材料にもなります。ビタミンB6は、トリプトファンからセロトニンを生成する際に必要な補酵素です。
    • 含まれる食べ物:
      • トリプトファン: 大豆製品(豆腐、納豆、味噌)、乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)、卵、肉類(鶏むね肉、赤身肉)、バナナ、ナッツ類(アーモンド、くるみ)、ごま。
      • ビタミンB6: カツオ、マグロ、鮭、鶏肉、バナナ、にんにく、玄米。
      • その他のビタミンB群(B1, B12など): 炭水化物の代謝を助け、神経機能を正常に保つために重要。豚肉、玄米、うなぎ、レバー、魚介類。
  2. カルシウム・マグネシウム(精神安定・神経機能)
    • 重要性: これらは「天然の精神安定剤」とも言われるミネラルで、神経の興奮を抑え、精神を安定させる働きがあります。筋肉の収縮や神経伝達にも深く関わっています。
    • 含まれる食べ物:
      • カルシウム: 牛乳、ヨーグルト、チーズ、小魚(しらす、煮干し)、小松菜、チンゲン菜、豆腐、納豆。
      • マグネシウム: 海藻類(わかめ、ひじき、昆布)、ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ)、大豆製品、ほうれん草、玄米。
  3. DHA・EPA(良質な脂質:オメガ3脂肪酸)
    • 重要性: 脳の神経細胞膜の主要な構成成分であり、情報伝達をスムーズにする働きがあります。炎症を抑え、精神の安定にも寄与すると考えられています。
    • 含まれる食べ物: 青魚(サバ、イワシ、サンマ、アジなど)。毎日摂ることが難しい場合は、サプリメントで補うことも検討しましょう。
  4. 食物繊維・発酵食品(腸内環境の改善)
    • 重要性: 腸は「第二の脳」と呼ばれ、脳と密接に連携しています(脳腸相関)。腸内環境が乱れると、自律神経のバランスも崩れやすくなります。食物繊維は善玉菌のエサとなり、発酵食品は善玉菌そのものや善玉菌の働きを助けます。
    • 含まれる食べ物:
      • 食物繊維: 野菜(特に根菜類、葉物野菜)、きのこ類、海藻類、果物、玄米や雑穀などの全粒穀物、豆類。
      • 発酵食品: ヨーグルト、納豆、味噌、漬物(植物性乳酸菌)、キムチ、甘酒。
  5. 抗酸化作用のある食品(ストレス軽減・細胞保護)
    • 重要性: ストレスや疲労は体内で活性酸素を増加させ、細胞を傷つけます。抗酸化作用のあるビタミンやポリフェノールは、この活性酸素の働きを抑え、細胞のダメージを防ぎます。
    • 含まれる食べ物:
      • ビタミンC: パプリカ、ブロッコリー、キウイ、いちご、柑橘類。
      • ビタミンE: ナッツ類、アボカド、植物油(ひまわり油、アーモンドオイル)。
      • カロテノイド(β-カロテンなど): 人参、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜。
      • ポリフェノール: ブルーベリー、カカオ(高カカオチョコレート)、緑茶、コーヒー(適量)、赤ワイン(適量)。

避けた方が良い、または摂取を控えるべき食べ物

自律神経のバランスを乱す可能性がある食品もあります。

  1. カフェインの過剰摂取:
    • 交感神経を刺激し、覚醒作用があるため、夜間の摂取や過剰摂取は睡眠の質の低下や自律神経の乱れにつながります。コーヒー、紅茶、エナジードリンクなど。
  2. アルコールの過剰摂取:
    • 一時的にリラックス効果をもたらすこともありますが、過剰摂取は睡眠の質を低下させ、肝臓に負担をかけ、結果的に自律神経のバランスを崩す原因になります。
  3. 精製された糖質・加工食品:
    • 血糖値の急激な上昇と下降を引き起こし、自律神経に負担をかけます。また、ビタミン・ミネラルが少なく、腸内環境を悪化させる可能性もあります。菓子パン、清涼飲料水、スナック菓子など。
  4. 刺激物・香辛料の摂りすぎ:
    • 胃腸に負担をかけ、消化器系の自律神経を刺激しすぎることがあります。

食事以外の注意点

  • 規則正しい食事時間: 毎日決まった時間に食事をすることで、体のリズムが整いやすくなります。
  • ゆっくりとよく噛んで食べる: 消化を助け、副交感神経が優位になりやすくなります。
  • ストレスをためない: 食事だけでなく、適度な運動、質の良い睡眠、リラックスする時間も重要です。
  • 水分補給: 十分な水分補給も、体の機能維持には欠かせません。

自律神経のバランスを整える食事は、特別なものではなく、日本人にとって昔ながらの「バランスの取れた健康的な食事」であることが多いです。日々の食卓にこれらの食材を意識して取り入れ、心身ともに健やかな状態を目指しましょう。

当店「ほぐしラウンジ ナチュらく」では、施術歴12年の経験から各技法の良いところを組み合わせた独自の手技を研究し習得。さらには各技法をより効果的に発揮できる揉み方も研究・開発。基本の施術だけでなくこれらを総合的に取り入れた施術をする事でエリアトップクラスの高いレベルの施術の提供を行っています。この研究・開発した施術の中には筋膜マッサージ(筋膜リリース)やオイルリンパ(リンパドレナージュ)など、多数の理論・技術を取り入れた施術も含まれています。
また、このコラムのように健康や健康管理に関連した話など状態や状況などから関連した事や施術していく中で気づいた事などに基づいて、より健康的な生活習慣に繋がるような話やオススメな事などもお話させていただいております。お身体のメンテナンスやケアだけでなく、こういった雑学など含め癒しの時間としてご活用いただけると嬉しい限りです。

気軽にご利用してみてください。お待ちしております。

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