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季節の変わり目にぎっくり腰(簡易解説版)

季節の変わり目になると「ギクッ」と腰が痛くなる、いわゆるぎっくり腰。これには、いくつかの理由が重なって起こると考えられています。例えるなら、腰が「危ないよ!」とサインを出している状態と言えるかもしれません。

1. 気温の変化:体がカチコチになる理由

一番大きな要因は、気温の急激な変化です。

  • 「冷え」は筋肉の天敵! 季節の変わり目は、昼間は暖かくても朝晩は冷え込んだり、急に肌寒くなったりしますよね。体が冷えると、**筋肉やその周りの血管がキュッと縮まります。**想像してみてください、冷たいゴムって硬くて伸びにくいですよね? 体の筋肉も同じで、冷えると硬くなり、柔軟性が失われます。さらに、血管が縮むことで、**筋肉に必要な酸素や栄養が届きにくくなり、代わりに疲労物質が溜まりやすくなります。**この状態の筋肉は、まさに「カチコチ」で「お疲れモード」。ちょっとした動きでも傷つきやすくなってしまうんです。
  • 体温調節の頑張りすぎ 気温が大きく変わると、私たちの体は体温を一定に保とうと必死に頑張ります。この体温調節の司令塔が自律神経です。自律神経は、血の巡りや内臓の働きだけでなく、筋肉の緊張具合もコントロールしています。ところが、気温の急な変化は自律神経に大きな負担をかけ、バランスを崩してしまいます。バランスが崩れると、筋肉が常に緊張した状態になりやすく、リラックスしにくくなるため、さらにぎっくり腰のリスクが高まります。

2. 気圧の変化:体の中の圧力バランスが崩れる

季節の変わり目、特に雨が降る前や台風が近づく時などは、気圧が大きく変動します。

  • 体がむくむような感覚? 気圧が下がると、私たちの体にかかる外からの圧力が少なくなります。すると、体の中にある水分(リンパ液など)が少しだけ膨らみやすくなると言われています。例えるなら、山の上でお菓子の袋がパンパンになるのと同じようなイメージです。体内の水分が膨らむと、神経や関節が少し圧迫されることがあります。腰の関節も例外ではなく、これにより「なんだか腰が重いな」「痛みを感じやすいな」と感じることがあるんです。
  • ここでも自律神経が関与! 気圧の変化も、実は自律神経に影響を与えます。気圧の変化を感知するセンサーが体の中(特に耳の奥など)にあると言われており、このセンサーが刺激されることで、やはり自律神経のバランスが乱れやすくなります。バランスが崩れると、筋肉の緊張が高まりやすくなったり、痛みを感じやすくなったりと、ぎっくり腰につながる状況を作り出してしまいます。

3. 生活習慣の変化:うっかり腰に負担をかける

季節の変わり目には、普段と違う動きをすることも増えます。

  • 久しぶりの作業や大掃除 春には庭の手入れや冬物の衣替え、秋には大掃除など、腰をかがめたり、重いものを持ち上げたりする作業が増えがちです。冬の間運動不足だった体が、準備運動なしに急に重労働をすると、筋肉は「え、待って!」と悲鳴を上げてしまいます。特に、ひねる動作や急な動きは腰に大きな負担をかけるため、一瞬で「ギクッ」とくる原因になります。
  • 体調の変化やストレス 季節の変わり目は、気温や気圧の変化で体調を崩しやすく、風邪をひいたり、疲れが溜まりやすかったりします。体が弱っていると、筋肉の回復力も落ちるため、疲労が蓄積しやすくなり、ぎっくり腰のリスクが高まります。また、新しい環境への適応などによるストレスも、筋肉を緊張させる原因になります。

まとめ:「腰はデリケート!」

このように、季節の変わり目にぎっくり腰が起こりやすくなるのは、「気温による筋肉の硬直」「気圧による体内の圧力変化」「普段と違う動きやストレス」といった複数の要因が重なるためです。

私たちの腰は思っている以上にデリケート。これらの変化に体がついていけなくなると、「ギクッ」という形で警告を発しているのです。

予防のためには、体を冷やさないように温かくする、急な動きを避ける、適度に体を動かして筋肉を柔らかく保つ、そして十分な休息をとることが大切です。ご自身の腰を「労わってあげる」ことが、ぎっくり腰を防ぐ第一歩になりますよ。

「ほぐしラウンジ ナチュらく」では【お身体は消耗品】なので酷い状態にしないよう早め早めのケアを推奨しています。マッサージ(もみほぐし)が健康管理のすべてではないですが、ご自身で不都合な状態にならないように上手に健康管理をしていただき、その中で当店「ほぐしラウンジ ナチュらく」を上手く活用してもらえれば嬉しく思います。
まずは気軽にご利用してみてください。お待ちしております。

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