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貧乏ゆすりの驚くほどスゴイ効果とは?!

【貧乏ゆすり】と聞くと落ち着きがない・イライラしていそうといった雰囲気であまり良いイメージが無くどちらかと言えば”負”のイメージが強い方が多いのではないでしょうか。
隣や視界に入るところでこの貧乏ゆすりをされると自分の調子が悪くなってくるような気さえしてきますよね。
本人は気付かない内にやっている事が多いのも【貧乏ゆすり】の特徴の一つです。
でも、この【貧乏ゆすり】って周囲の人を不快にさせるだけのマイナスなだけの行動ではなく、実は本人にとってとても多くの健康効果を持っている行動だったんです。

みなさんが思っている以上に多くの健康効果をもたらしてくれる【貧乏ゆすり】の効果を検証していきましょう。

 

①ストレスの発散

これは貧乏ゆすりの行動原理の1つとして言われる代表的なもの。 ストレスを受けているとそれを転位行動として何かに置き換える事でストレスの発散をしています。
足を振動させる事でセロトニン(関連記事 【睡眠の大切さ ①】 【睡眠の大切さ ②】 【睡眠の大切さ ③】 を閲覧)の分泌が促されます。 セロトニンは精神を安定させる効果があるためイライラを抑えストレスの解消に繋がっています。 脚は大脳によりコントロールされていますが脚を動かす事で大脳が制御から解放されるため脳ストレスの発散に繋がります。

②運動効果

【貧乏ゆすり】は運動するのと同じく筋肉運動です。脚を激しく振動させる行為はウォーキング運動に換算すると相当な運動量になると言われています。 3分間【貧乏ゆすり】をするとウォーキング20分に相当する運動量が得られるとも言われています。
実際にこれほどの効果があるかは定かではありませんが激しく脚を振動させているわけですからふくらはぎの筋肉をしっかり使っている行動と言えます。
ふくらはぎの筋肉は【第2の心臓】とも言われ下肢に溜まった血液やリンパ液や体液などを心臓に押し戻す役割を担っています。 人は二足歩行しているので重力の影響からどうしても下肢に血液やリンパ液や体液などが溜まりやすくなります。 それをふくらはぎが押し戻すサポートをする事で代謝を促しているわけです。

③むくみ解消

むくみは下肢に血液やリンパ液、水分・老廃物などの体液が溜まってしまう事で起こるとされています。 運動効果により血液やリンパ液、体液などを押し戻す事でむくみの解消にも繋がります。
あるテレビ番組やとある動画投稿サイトなどの実証実験では5分間【貧乏ゆすり】をしたら2~3センチ細くなったと検証していました。 個人差があるとしてもたった5分で効果が出るならむくみに悩んでいる人は早速実践してみるのも良いかと思います。
近年はむくみ改善に効果のあるストッキングもあり併用する事でより効果が高められます。
デスクワーク主体の女性でむくみ(や冷え性)にお悩みの方は是非一度お試しを!!

④血行促進・血流改善

ふくらはぎの運動効果により血液の流れがよくなります。血液の流れが悪いと血管に血栓ができやすくなります。近年言われているエコノミー症候群というヤツです。 エコノミー症候群は飛行機の座席『エコノミーシート』から来ているだけで何も飛行機の中だけで起こる症状ではありません。 バスや電車はもとより仕事のデスクや自宅などじっと動けない(動かない)環境下に長時間いると血液の流れが悪くなり血栓ができやすくなります。
血液の状態次第では僅か数時間で血栓ができ始めるとも言われていて、この血栓が心臓や脳の毛細血管に入り込んでしまうと心筋梗塞や脳梗塞など重い症状を引き起こすきっかけにもなります。
血液循環が良くなる事でこれらの危険から回避出来るわけです。

⑤冷え性改善

運動効果により血行促進効果がUPします。これにより心臓から遠い位置にある末梢に血液が行き渡る事で冷え性対策としても効果があります。
冷え対策の一つに毛細血管を増やす方法があります。毛細血管を増やすにはやはり運動する事が大切になってくるので、この点からも貧乏ゆすりは一役かってくれるかも知れませんね。

⑥脳の活性化による集中力UP

脚に溜まっている血液が循環してくれる事で身体全体で働いでくれる血液量が増加し身体全体の血液循環が向上します。 脳に十分な血液が行き渡る事で脳が活性化し①項のストレス発散との相乗効果により集中力のアップが見込めます。 脳が活性化して集中力が向上すればヒラメキやアイデアが湧くなど、思いのほか作業の効率アップが図れるかも知れませんね。

⑦軟骨の再生

医療機関では変形性関節症のリハビリに取り入れてられているとの事。特に股関節の軟骨の再生に有効とされ貧乏ゆすりをする事で再生が促されるらしいです。 貧乏ゆすりをリハビリの一環として継続して行う事で筋肉の運動効果により毛細血管の流れが活発になると共に数量が増加、これにより血流が向上し細胞が活性化する事で擦り減ってしまった軟骨を再生に導くという仕組み。
このリハビリを実際に行った人の6~7割の人に効果の感触があったそうです。もちろん短期間で効果が実感できるほど再生する訳ではないですが、1年・2年・3年と継続して行う事で歩けないくらい痛かった人もしっかりと軟骨が再生するくらい回復する事もあるそうです。
「継続は力なり!」ですね。

 

このように【貧乏ゆすり】には驚くほど多くの健康に関連するメリットがあります。
ですが、いくら本人にメリットがあると言っても時と場所を選ばないと他者に不快感を与える事は間違いないと思います。
なので【貧乏ゆすり】を行う際には周りへの配慮を心掛けてくださいね。

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